育児の窓

子育てで広がったつれづれ話

ブラックジャックのリハビリを胸に

こんばんは、ムギです*

出産してから2週間が過ぎました。

ベビちゃんの生活リズムに合わせて寝起きをしていると自分の作業は一日一つ出来れば上出来といった感じです。ブログを書くところまで到達するのに2週間を要しました。

 

出産1日目。

朝目覚めても足は重く、お腹は痛いので寝返りどころかベッドに腰掛ける事も出来ない状態でした。

ベッドをリクライニングして上体をおこすも、お尻を座りよくすることが出来ない。。。つらい。。。

そこへベビちゃん登場*やっと会えたー。と喜ぶも、授乳してくださいと、看護士さんに言われ放置される。

口にふくませるが、乳が出ないのですぐにプイっとされてしまう。

ナースコールを押して、吸ってくれないと伝えると、速攻で迎えにきてベビちゃん退場。

乳の出し方とかを教えて欲しかったのにひどい!って思いましたが、馬の前の人参効果としてのベビちゃんのチラ見せだったのではないかと後日思いました。

 

検温に来た看護士さんが、今日の予定を発表。

お昼までに歩いてトイレに行けるようになって、尿を貯める管を抜きましょうね。と。

お昼まで後3時間しかないのですが!!座る事も出来ないのに歩けと!!

無理だと思いましたが、尿の管の違和感から早く解放されたいのと、ベビちゃんとの同室になるまでに歩けないと現実問題対応出来ないので頑張るしかなさそうです。

 

腕の力で少しお尻を持ち上げ、ずりずり足をスライドさせてベッドのヘリに腰をかける。というところに行くまでに1時間。

ブラックジャックの幼少の頃のリハビリの様子がまさに今の自分と重なり、くそーっ、べびちゃんに会うために頑張るんだ!!根性じゃーって感じで鼻息荒くしてました。

ベッドに腰かけた状態から、立ち上がるのが中々難しく、足をのばすところまで来てもお腹を曲げた状態からのばす事が怖くて出来ない。お辞儀の姿勢から背筋をのばせない。。。一旦停止状態。

そんな姿勢でいたら看護士さんが一言。

「ちょっとのあきらめと、ちょっとの勇気で出来ますよ。一回目が一番痛くてその後はそれほど痛くないですから。」

勇気は分かるけど、あきらめって。笑

ツボにはまって笑ってしまったら腹が痛くてベッドへ逆戻り。

 

痛いのは事実だから受け止める。ということがあきらめなのだとわかり、その後の色々な場面での痛みを感じると看護士さんの言葉と優しい笑顔を思い出し肩の力を抜く事が出来ました。すごい名言だなぁ。今後の人生でも応用が効きそうです*

 

あきらめと勇気で、お昼過ぎには歩いて(足をひきずって)トイレまで行く事が出来るようになりました*

尿の管と、点滴が除去され、背中の痛み止めの管だけがまだついている状態になり少しストレスが緩和されてちょっとずつ良くなる兆しを嬉しく思いました。

この日は3時間ごとにベビちゃんが現れてはすぐに連れ戻されるというお預け状態でまだまだ育児へは進めないのでした。

 

帝王切開にて無事出産

こんばんは、ムギです*

3月1日に3510グラムの男の子を無事出産しましたー!

 

想像以上に辛かった。でも、そこからの回復は、想像以上に早かった。

 

手術中は、見えない事の恐怖が大きかったです。

背中に麻酔を2本打つのですが、点滴と心電図のコードが手や首に引っかかった状態で背中とお尻丸出しで手術台の上で横向きになり、海老のように丸まって先生が来るのを待つのです。

数分なのでしょうが、針を刺される瞬間を何度も想像してしまい、早く打ってくれ〜とブルーな気分に。

 

打ち終わると、真上に向いて前掛け無しのスッポンポン。

高さ30cmくらいの目隠しの布が鎖骨と胸の間を遮る形で入り、近くてビックリ。

下半身麻酔なのですが胸から下麻酔でした。そして全然効かない。涙

何度もつねられても痛い。

冷たい脱脂綿で触られても冷たい。

どんどん麻酔が追加されて4回目位で感覚が無くなりました。

 

切っている感触や、電熱カッターの焦げの匂い。引き剥がす鈍痛などは分かるので唸ってはいました。

顔上から看護師さんが、実況中継をしてくれて、自分も帝王切開で出産したから分かるよ〜。気持ち悪いよね。これが最後の辛いところだから。あと少し!など励ましてくれたのが心強かったです*

 

おめでとうござます!オギャーと、いう声が聞こえ、少ししたら顔の横に赤ちゃんの顔を持ってきてくれました。が、顔の真横に持ってこられたので横顔をチラ見で終了。

外で待っていた夫ちゃんの方がしっかりご対面出来たそう。

眠くなりますよ〜って言われて、目が覚めたら縫合終了。しかし、私は苦しい!

鼻が詰まった感じと口がパサパサで呼吸がほとんど出来なくて本当に苦しい。涙

必死にパクパクしても酸素が薄い。息がしずらい。と、息絶え絶えに訴えても、計測値では足りてますから大丈夫です。と言われる。

そうなんでしょうけど苦しいよ〜って声も出せない…。

そんな中、ご家族の方どうぞーって、案内されて、夫ちゃんが来るのだけど、

呼ぶなーっ!!1人で耐えさせてくれーっ!!と、訴えたいけど苦しくて言えない。

夫ちゃんの手を握るがブルブル震えが止まらない。涙

麻酔の後はそうなるそうです…。多分沢山入れたから強くでてしまったのだと思います。

 

1時間位手術室で体調が急変しないかを待つのですが、その間赤ちゃんと記念撮影。(事前にはお母さんは少し意識が朦朧としてますが一緒に撮影出来ますよ*と言われて喜んでいたのですが…)

口をパクパクさせてカエルのような状態で写すの悪いかなって思ったけど。と、後から写真を夫ちゃんから見せられました。私を撮らないで!も、言えないくらいだったのです。涙

 

その後、ストレッチャーで個室へ。

ブルブルも相変わらずでしたが、息苦しいのは2割ほど和らぎ少し安心。

それでも体力が戻らない省エネモード。眠っている訳ではないのですが目は閉じて息をしているのみ。

それなのに側に夫ちゃんが座っている。

面会終了の20時までの4時間、1度夕飯を食べに出ただけでずーっと居てくれた。申し訳なかったなぁ。

夫ちゃんは私は寝ていると思っていたみたいでした。たまに目を開けると話しかけて来ていたのはそういう事だったのかと、翌日お互い確認をし合えました*

長々と書いてしまいました。そんな、出産0日目。ベビの全貌は全くみる事が出来ずただただ苦しい日でした。

明日、帝王切開で出産します

ムギです。

ベビちゃんが逆子(骨盤位)のまま36週を迎えたので外回転術をして頭を下にするかどうかの選択をしなくてはなりませんでした。

成功率は50%。

 

逆子で36週を迎えるのは3%。数字的には少ないので妊娠中期の頃はそのうち頭が下へ向くだろうと思ってました。

ただ、胎動の感じだとずっと足や頭の位置が変わってない感じだし、エコーで見てもいつも一緒。先生は小さいからくるくる動いているはずだとおっしゃるのですが、ベビちゃんは居心地いい場所が固定してそうに思われました。

 

自然分娩で産みたい気持ちがずっとあったのですが、

 

外回転術をすることで緊急帝王切開になるかもしれない。

成功しなかった場合、結局帝王切開になる。

成功しても、自然分娩が旨く出来ず緊急帝王切開になるかもしれない。

 

とのこと。

 

ベビちゃんがずーっと同じ位置に居る事から外回転術で頭が下がっても後日また戻りそうな気がする。

高齢出産なので、産道が固くて難産かもしれない。

 

なぜ、自然分娩をしたいと思うのか、自問自答しました。

 

子どもを産む自然の流れを体感してみたい。

ベビちゃんが産まれたいと思う自然の流れで産みたい。

 

この二つに行き着きました。

そうなると、外回転術で、ベビちゃんを無理矢理向きを変えるのは全然自然ではないかもしれない。なんとなく、すぐにもとに戻りそうだと私も思っているし。

それなら頭をベビちゃんが下向きにしたら帝王切開は中止になるのでそのままにすることにしました。

 

逆子でも安心して帝王切開で産む事が出来るのは今の時代だから出来る事。

逆子にとっての自然なお産は帝王切開だと気持ちが落ち着きました。

 

妊娠が分かった時に、出産について知りたいなと思い「赤ちゃんの科学」という本を購入しました。

著者がアメリカの男性小児科医なので、出産の歴史や現代の出産のあり方などは西洋のことなのですがとっても興味深かったです。

帝王切開の始まりは、赤ちゃんが死ぬ前に洗礼を受けさせるためだった事。そのため母子ともに亡くなる事がほとんどだった。なんて事が分かって今の時代で本当によかったー。こんなにお腹大きくなるまで育ててもベビちゃんは産まれてなかったな。。。としみじみしております。

まだ、無事に出産出来るのかは分かりませんが、大丈夫な確率の方が高いと思うので頑張ります*

産後のブログはどうなって行くのか。乞うご期待くださいー*

 

 

赤ちゃんの科学

赤ちゃんの科学

 

橋本病(慢性甲状腺炎)と分かる

ムギです*

 

妊娠すると、血液検査を数回するのですが、その中で一つ引っかかってしまいました。

橋本病です。

甲状腺の病気で、バセドウ氏病とは逆に、甲状腺機能が低下している状態です。

 

日常生活にはほとんど支障がないのですが、妊娠中は、ベビちゃんへ甲状腺ホルモンを送る事が出来ず体や脳の成長に影響が出てしますのです。

 

内分泌内科を紹介されて、ホルモンを補う薬を毎日飲む事になりました。

 

橋本病の症状として、

疲れやすい、だるい、眠たい、うつ気味になるなどなのですが、どれも妊娠中になる症状ですよね。

それらが改善されたようにはあんまり感じませんでした。

 

毎朝、ベビちゃんの胎動で起きて今までより幸せな気分で目覚められるようになっていて、母親としての自覚かしら*と喜んでいたのですが、夫ちゃんからそれこそ薬のおかげでは!?と。

 

母親としての自覚の方が嬉しかったな〜。なんて思ってしまいましたが、確かにホルモンバランスの方が納得がいく。

出産後は、薬を飲まずに3ヶ月したら検査する事になっているのでその時の結果と症状がどうなっているか。。。

私のネガティブ面がホルモンを補う事で改善されるならばそれはありがたいことだなぁともおもうのです。妊娠しないと橋本病である事を発見出来なかったので感謝*

 

胎動の始まり

こんばんは*37週に入ってから夜寝返りするとバキバキ音がたまにしてビックリしているムギです。

 

骨盤が緩むって聞きますが緩むと言うともっとやんわり開いていくのかとおもってました。バキバキって!無理矢理過ぎて笑っちゃいました*

 

戌の日から2週間後の18週目の朝、お腹の中をくすぐられているように感じて目覚める。

コチョコチョが胎動とは★

本当に小さいのだなぁと、微笑ましかった。

しばらくするとコチョコチョの位置が変わって今までコチョコチョされていた所はトントンに変化。

足と、手なんだなぁって想像してニマニマ*

 

成長が検診のエコーだけではなく毎日体の中から伝わって来るのでとっても楽しくなりました。

 

仕事中、作業に集中するとベビちゃんがいる事を忘れてしまい、胎動に良く驚いてました。

腹に雷が落ちたのかと。

 

今では胎動は、ドンドン!や、グリングリンなどダイナミックになってます。

 

胎動が始まった頃は250グラム。

今は2500グラム。

10倍!!も大きくなりました。

動きが変わる訳ですね*

 

戌の日参り

こんばんは*メリー用にモビールを作ろうと思い立ちダイソーで材料をたくさん仕入れてほくほくのムギです。

 

戌の日参りなるものは、妊娠するまで知りませんでしたが知ってしまうと折角だからやりたいなって思ってします性分。

お祓いまですると5000円〜1万円かかるのでそれはしなくていいよね。と夫ちゃんと意見が一致。お守りだけ購入しました*

 

お腹の出っ張り具合を写真におさめるのに一苦労。案外写真だと出ているように見えない時期なのです。

腹帯を付けて安産を願う日なので、

犬印本舗 ながーく使えるマタニティベルト M ブラック ナイロンその他 HB8149

こちらのマタニティーベルトを付ける事にしました。

産後も使えるという使用時間が長いのがお得かなと思ったからです*

 

妊娠後期の現在も長時間歩くときには使用してます。

座る時は足の付け根を圧迫しているように個人的に感じるので、カフェとか行くとまずはお手洗いを借りて外すようにしてます。

膀胱をベビちゃんに圧迫されてトイレに行きたい回数が倍以上になっているので座る前にお手洗いへ行くのは必須。

なので、装着をその都度する事は特に苦ではありません*

新型出生前診断(NIPT)を受けましたよ

こんばんは*ムギです。

 

来週の今日は、もうベビちゃんが目の前に居る予定なのですが、まだまだ信じられないでおります*

 

37歳で妊娠致しましたので、ダウン症になる確率がかなり高い状況です。

年齢別に細かく表に表された物をネットでも見る事が出来ます。

 

妊娠の確率も不妊治療のクリニックで見せられました。

日常では、そこまで年齢の差をシビアに感じる事はないとおもうのですが、5歳のスパン差でガクっと変わって行くので恐ろしいです。

 

NIPTを受ける事は、妊娠前からの夫ちゃんとの約束でした。

子供が40歳頃、私たちは80歳になります。

40歳で一人で生活出来ない子を残して居なくなる事は辛いだろうと。

NIPTを受けて陰性であれば、少なくともダウン症はクリア出来るからと。

 

夫ちゃんの考えは理性的で私も納得しました。

 

妊娠11週目にNIPTを受けました。NIPTは、血液検査をするだけなので、前日に産婦人科でベビちゃんが元気かを確認します。(元気ではなかったら検査をしないということです)

ベビちゃんは、とっても元気でぴょこぴょこ動いてました。。。

勝手に目から涙があふれてきました。

 

血液検査をした帰り道、今までつわりはほとんどない状態だったのですがとっても気分が悪くなり家に着いたらすぐに寝てしまいました。

陽性で、中絶した場合、私はもう妊娠にチャレンジする気持ちは消えると感じました。

 

陰性であるという結果を望んで検査していたのです。

賭けでした。

無謀な事をしているとは分かっていたのですがベビちゃんを産むためにも片目をつぶって希望しか見ないで突き進みました。

なので、検査を受けた事は親にも友達にも言えませんでした。

 

2週間後に結果を聞きに行きました。

担当の先生の対応が陽気だったので、結果を言われる前に大丈夫だと分かりました。

帰りに夫ちゃんと2人でお祝いのケーキを食べました。

 

産まれてから、ベビちゃんになにがおこっても最善の方法を見つける努力をしようと心に決めました。